2024年8月4日日曜日

第22回GE DWIBS研究会

第22回GE DWIBS研究会を以下の日程でWebにて開催します。

2024年8月24日 15:00〜

皆さま

『世話人たちのDWIBS撮像テクニック』の収録が先週終わりました。

世話人達の撮像テクニックとそれに対するディスカッションで、今回も収録は大幅に伸びて1時間30分にも及びました。

これから編集作業となりますが、きっと沢山の学びをお届けできると思いますので、楽しみにしていて下さい。

オンデマンド配信もありますので、当日ご参加が難しくても大丈夫です。是非とも以下のURLより、沢山の皆様のご登録をお待ちしております。今回も基礎から臨床まで、他の研究会では聴くことのできない、当研究ならではの選りすぐりの内容となっております。

http://gedwibs.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=32265

ポスターPDFはこちら







2023年12月12日火曜日

新春特別企画 コロナ禍総集編 オンデマンド配信 ~ あの講演をもう一度 ~

今年も一年、GE DWIBS研究会をご愛顧いただき、ありがとうございました。

2019年末にCOVID-19が報告され、それから現在に至るまでWebでの開催を余儀なくされました。そこで、新春特別企画として、皆様よりご要望の多かった講演を再配信し、皆さまと一緒にコロナ禍を振り返りたいと思います。

今回はオンデマンドのみの配信となります。

配信期間は2024年1月1日(月)~ 1月14日(日)です。

※  登録期間は12月15日~31日となります。

  登録期間中に以下よりご登録いただき、配信期間中にご視聴ください。

  http://gedwibs.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=32265


是非、たくさんの皆さまにご視聴いただけますと幸いです。

今年も一年、お世話になりました。

来年もGE DWIBS研究会を、どうぞよろしくお願いいたします。



第21回GE DWIBS研究会のご案内

 第21回GE DWIBS研究会を2024年2月17日に開催します。


今回の世話人からの情報提供は『DWIBS検査の時短』についてです。DWIBSは時間のかかる検査と認識されていると思います。ですので、如何に時間を短縮するか?世話人からお話しさせて頂きます。

基礎講座では静岡済生会総合病院の山崎さんからDWIの歪についてお話し頂きます。山崎さんは歪に関する論文も執筆されておりますので、きっと学びの多い内容だと思います。

また、前回に続いて今回も臨床医からご講演を頂きます。今回は血液内科の先生からのご講演となります。DWIBSというと泌尿器科のイメージが強いですが、血液内科でも使用されているのですね。とても興味深いです。

今回もオンデマンドまで行いますので、是非沢山の皆様にご登録頂けると幸いです。
何卒宜しくお願い致します。





2023年7月10日月曜日

第20回GE DWIBS研究会

第20回GE DWIBS研究会を8.26(土) 15:00- から開催します。会費は600円です。オンデマンド配信もありますので、ぜひご参加ください。

インフラはMicrosoft Teamsのウエビナーを用います。
従来からの講演方式の演題もありますが、皆さんがより理解を深めていただくように世話人が主体となった議論形式の演題もあります。これは本会だけの特徴であると同時に新しいWEB勉強会の形の一つとして是非提案したいものです。

収録も複数回おこなっています。リアルさ本物を追求していこうと思います。
GE DWIBS研究会は全国のGEユーザが同等の画質が得られるようにと活動を展開しています。是非ご期待ください。



2022年12月31日土曜日

第19回GE DWIBS研究会

第19回GE DWIBS研究会を3.10(土) 15:00- から開催します。会費は600円です。オンデマンド配信もありますので、ぜひご参加ください。

インフラはMicrosoft Teamsのウエビナーを用います。
従来からの講演方式の演題もありますが、皆さんがより理解を深めていただくように世話人が主体となった議論形式の演題もあります。これは本会だけの特徴であると同時に新しいWEB勉強会の形の一つとして是非提案したいものです。
収録も複数回おこなっています。リアルさ本物を追求していこうと思います。
GE DWIBS研究会は全国のGEユーザが同等の画質が得られるようにと活動を展開しています。コロナで対面からWEBに切り替えましたが、今後はWEB開催として開催していこうと思います。是非ご期待ください。



2022年9月6日火曜日

第18回GE DWIBS研究会 問答

GEDWIBS研究会先週の金曜日でオンデマンド配信も終了しました。Q & A集を作成しました。当研究会はやりっぱなしはしません。私達のポリシーです。積極的に皆さんに共有していきます。またGEの新しいコミュニティーサイトである、GE CARESのForumという機能を使って皆さんとコミュニケーションも取ります。こちらも是非宜しくお願いします。今週末は磁気共鳴医学会です。もし世話人の私たちを見かけたら是非お声がけ宜しくお願いします!


世話人からの情報提供

GE DWIBS研究会 世話人一同

◆健診でDWIBSを考える場合にadditional imageは何を選択すればよいでしょうか?

答え

世話人からの情報提供セッションにて紹介させていただきました、MET-RADS-Pや前立腺癌の骨転移検出のための全身MRI撮像の細則などが参考になると思います。しかし、これらは前立腺がんの骨転移に対するものですので、これらをベースに検診の目的にあわせて医師と相談し、決定するのが良いかと思います。

◆回答ありがとうございます。エビデンスは低いと思われますが、ドック健診領域でのDWIBS撮影にプラスするadditional imageという意味合いです。

答え

※こちらに関してですが、当研究会では検診で使用している世話人がおりませんので、GE Careshttps://www.gecares.com/)のGE DWIBS研究会のForumにてディスカッションさせて頂ければと思います。

 

DWIBS症例報告

横浜南共済病院 南 広哲

◆造骨型のDWIの信号は不明瞭とありましたが,以前,治療前は高信号と聞いた記憶がございます.ご教授いただけますでしょうか.

答え

ガイドライン上の記載を元に解説させて頂きましたので、全例でかならずしも同様のコントラストを呈するわけでなく、「他の型と比べた場合の傾向」と解釈できるのかと思います。また、実際の臨床例においては、純度100%の造骨型の割合は少なく、溶骨型と造骨型の混合である混合型の割合が多い印象を持っています。これを踏まえての想像になりますが、純度100%の造骨型と純度100%の溶骨型を比べると、ガイドラインのような傾向があるが、実臨床においては、混合型の割合が多く、少なからず溶骨型も含むため、DWIで拾い上げができる、という事と考えています。

◆造骨型は骨シンチ、溶骨型はMRIPETが高信号になるとありましたが、骨転移の診断はMRIPETが優れているとありました。骨転移の診断能に像骨型は関係しないということですか?それともAdditional Imageで診断できるということでしょうか?

答え

骨転移全体で考えた際に、MRIPETが優れているという事だと思います。(骨シンチは造骨型で顕著) 造骨型において、DWIは他の型と比較して不明瞭となる傾向があるという事だと思いますが、実際には純度100%の造骨型は割合として少なく、造骨型+溶骨型の混合型が多い為、DWIで検出できる例が多いと考えています。また、MRIでは、DWI + Additional Imageによるマルチコントラストによって、一定の診断能を担保できると考えています。

◆第8Body DWI研究会の山口岳彦先生の講演で、どの型でも(造骨性でも)DWIで描出されると示していただいた記憶があります。また、高原先生の講演でも「骨転移診療ガイドライン」では「造骨型は不明瞭」「骨粱間型は等信号」と書かれているが、実際には無治療の骨転移はどちらのタイプも高信号を示すと言われていた記憶があります。そもそも「骨転移診療ガイドライン」は正しいのでしょうか。

答え

質問について、当方の私見を述べさせて頂きます。

骨転移診療ガイドラインの是非については、傾向を示すものとして一定の論拠があると思われますが、千差万別の背景を有する患者個々にフォーカスを充てた際に、異なる信号を有することは往々にしてあり得る事かと思います。読影ではなく、撮像を専門とする診療放射線技師の立場としては、ガイドラインからの推察となりますが、純粋な造骨型部分と純粋な溶骨型部分を比べた場合、純粋な造骨型部の方がDWIでは不明瞭となる、と解釈できるかと思います。また、実臨床においては、純粋な造骨型部のみを呈する例よりも、造骨型部+溶骨型部を有する混合型の割合が多いとされています。このため、混合型における溶骨型部がDWIで高信号を呈するとともに、造骨型部も検出されている例は多いと推察します。今回の症例報告にあたり、過去のDWIBS画像にて骨転移型を意識して観察した感想になりますが、造骨型部よりも溶骨型部の方がDWIの信号が高い傾向を感じました。この論点に関しては、今後DWIBS検査の広まりと共に症例が蓄積され、明らかになっていくものと思います。私自身、これからも意識して、情報収集ならびに観察を続けていきたいと思います。

 

How to DWIBS!!

東海大学大磯病院 大塚 勇平

◆コイルスライディング法以外のDWIBSは内蔵Body Coilも使って撮像していましたが、Additional imageは息止めまたはフリーブレスどちらで撮像しているのでしょうか?

答え

本体内蔵BODYコイルを使用したコイル固定法でのAdditional imageに関して、当院ではAxial T2WI SSFSESagittal T1WI FSEおよびSagittal STIR FSEを撮像しておりました(当時は、version16HDxtを使用しておりました)。Axial T2WI SSFSEでは、上腹部領域のみ「息止め」で撮像としております。そのため、8(12)ch Body Array コイルでは、必ず上腹部領域をカバーする必要があります。本体内蔵BODYコイルでは、SNRが低いためNEXを上げる必要があります。そのため、低NEX・低SNRで「息止め」とするよりは、高NEX・高SNRで「フリーブレス」として加算平均で動きの影響を少なく見せるといった解釈です。Sagittal に関しては、全て「フリーブレス」です。

 

その他

上尾中央総合病院 石川 応樹

◆当院は機器更新でGEに代わりDWIBSを検討していこうかと考えています。AIR RECON DLの使用でDWIBS検査の時間の短縮や画質向上はするのでしょうか?よろしくお願いします。

答え

AIR RECON DLを使用することにより、当院でのPhantom StudyではDLR強度HighSNRDLR nonと比べて最大で2.3倍となりました。この上昇したSNRを利用することにより加算回数を下げる事ができると考えますので、撮像時間の短縮に寄与すると考えます。また、上昇したSNRを空間分解能向上に振る事で画質が向上すると思います。しかし、加算回数を下げれば動きによるアーチファクトが強くなり、Matrixを上げれば歪が強くなりますので、それぞれについて適正値があると考えています。当院での検討では、NEX4→NEX3Freq.Matrix 128→160にて撮像時間の短縮と画質の向上が得られる結果となりました。

2022年7月6日水曜日

第18回GE DWIBS研究会

 第18回GE DWIBS研究会を2022年8月13日(土)15:00~17:30で行ないます。


今回のプログラムもアンケート結果を基に、プログラムを検討いたしました。
まず、DWIBSの研究会ですが、DWIBS以外の画像も教えてほしいとのご意見から世話人施設のAdditional imageをご紹介させていただきます。
次に、DWIBSの有用性を知っていただくために、今回は症例報告をいれさせていただきました。
また、前回好評だった新しいLet's Try DWIBSも行っていきます。
更に、DWIBSの撮像法もご紹介させていただきます。コイルスライディングを使用した撮像法だけでなく、コイルスライディング法を使用しない撮像法もご紹介させていただきます。どのような施設でも検査できるノウハウをお伝えできればと思っています。
最後はGE情報提供です。今回はDWIBSに係るUser’s CVについて解説頂きます。

当日にご予定があり参加できない方のためにオンデマンドを行ないますので、是非期限内に会費をお支払いいただけると幸いです。

是非、皆様お誘いあわせのうえ、ご参加をお待ちしています。

よろしくお願いいたします。