2022年12月31日土曜日

第19回GE DWIBS研究会

第19回GE DWIBS研究会を3.10(土) 15:00- から開催します。会費は600円です。オンデマンド配信もありますので、ぜひご参加ください。

インフラはMicrosoft Teamsのウエビナーを用います。
従来からの講演方式の演題もありますが、皆さんがより理解を深めていただくように世話人が主体となった議論形式の演題もあります。これは本会だけの特徴であると同時に新しいWEB勉強会の形の一つとして是非提案したいものです。
収録も複数回おこなっています。リアルさ本物を追求していこうと思います。
GE DWIBS研究会は全国のGEユーザが同等の画質が得られるようにと活動を展開しています。コロナで対面からWEBに切り替えましたが、今後はWEB開催として開催していこうと思います。是非ご期待ください。



2022年9月6日火曜日

第18回GE DWIBS研究会 問答

GEDWIBS研究会先週の金曜日でオンデマンド配信も終了しました。Q & A集を作成しました。当研究会はやりっぱなしはしません。私達のポリシーです。積極的に皆さんに共有していきます。またGEの新しいコミュニティーサイトである、GE CARESのForumという機能を使って皆さんとコミュニケーションも取ります。こちらも是非宜しくお願いします。今週末は磁気共鳴医学会です。もし世話人の私たちを見かけたら是非お声がけ宜しくお願いします!


世話人からの情報提供

GE DWIBS研究会 世話人一同

◆健診でDWIBSを考える場合にadditional imageは何を選択すればよいでしょうか?

答え

世話人からの情報提供セッションにて紹介させていただきました、MET-RADS-Pや前立腺癌の骨転移検出のための全身MRI撮像の細則などが参考になると思います。しかし、これらは前立腺がんの骨転移に対するものですので、これらをベースに検診の目的にあわせて医師と相談し、決定するのが良いかと思います。

◆回答ありがとうございます。エビデンスは低いと思われますが、ドック健診領域でのDWIBS撮影にプラスするadditional imageという意味合いです。

答え

※こちらに関してですが、当研究会では検診で使用している世話人がおりませんので、GE Careshttps://www.gecares.com/)のGE DWIBS研究会のForumにてディスカッションさせて頂ければと思います。

 

DWIBS症例報告

横浜南共済病院 南 広哲

◆造骨型のDWIの信号は不明瞭とありましたが,以前,治療前は高信号と聞いた記憶がございます.ご教授いただけますでしょうか.

答え

ガイドライン上の記載を元に解説させて頂きましたので、全例でかならずしも同様のコントラストを呈するわけでなく、「他の型と比べた場合の傾向」と解釈できるのかと思います。また、実際の臨床例においては、純度100%の造骨型の割合は少なく、溶骨型と造骨型の混合である混合型の割合が多い印象を持っています。これを踏まえての想像になりますが、純度100%の造骨型と純度100%の溶骨型を比べると、ガイドラインのような傾向があるが、実臨床においては、混合型の割合が多く、少なからず溶骨型も含むため、DWIで拾い上げができる、という事と考えています。

◆造骨型は骨シンチ、溶骨型はMRIPETが高信号になるとありましたが、骨転移の診断はMRIPETが優れているとありました。骨転移の診断能に像骨型は関係しないということですか?それともAdditional Imageで診断できるということでしょうか?

答え

骨転移全体で考えた際に、MRIPETが優れているという事だと思います。(骨シンチは造骨型で顕著) 造骨型において、DWIは他の型と比較して不明瞭となる傾向があるという事だと思いますが、実際には純度100%の造骨型は割合として少なく、造骨型+溶骨型の混合型が多い為、DWIで検出できる例が多いと考えています。また、MRIでは、DWI + Additional Imageによるマルチコントラストによって、一定の診断能を担保できると考えています。

◆第8Body DWI研究会の山口岳彦先生の講演で、どの型でも(造骨性でも)DWIで描出されると示していただいた記憶があります。また、高原先生の講演でも「骨転移診療ガイドライン」では「造骨型は不明瞭」「骨粱間型は等信号」と書かれているが、実際には無治療の骨転移はどちらのタイプも高信号を示すと言われていた記憶があります。そもそも「骨転移診療ガイドライン」は正しいのでしょうか。

答え

質問について、当方の私見を述べさせて頂きます。

骨転移診療ガイドラインの是非については、傾向を示すものとして一定の論拠があると思われますが、千差万別の背景を有する患者個々にフォーカスを充てた際に、異なる信号を有することは往々にしてあり得る事かと思います。読影ではなく、撮像を専門とする診療放射線技師の立場としては、ガイドラインからの推察となりますが、純粋な造骨型部分と純粋な溶骨型部分を比べた場合、純粋な造骨型部の方がDWIでは不明瞭となる、と解釈できるかと思います。また、実臨床においては、純粋な造骨型部のみを呈する例よりも、造骨型部+溶骨型部を有する混合型の割合が多いとされています。このため、混合型における溶骨型部がDWIで高信号を呈するとともに、造骨型部も検出されている例は多いと推察します。今回の症例報告にあたり、過去のDWIBS画像にて骨転移型を意識して観察した感想になりますが、造骨型部よりも溶骨型部の方がDWIの信号が高い傾向を感じました。この論点に関しては、今後DWIBS検査の広まりと共に症例が蓄積され、明らかになっていくものと思います。私自身、これからも意識して、情報収集ならびに観察を続けていきたいと思います。

 

How to DWIBS!!

東海大学大磯病院 大塚 勇平

◆コイルスライディング法以外のDWIBSは内蔵Body Coilも使って撮像していましたが、Additional imageは息止めまたはフリーブレスどちらで撮像しているのでしょうか?

答え

本体内蔵BODYコイルを使用したコイル固定法でのAdditional imageに関して、当院ではAxial T2WI SSFSESagittal T1WI FSEおよびSagittal STIR FSEを撮像しておりました(当時は、version16HDxtを使用しておりました)。Axial T2WI SSFSEでは、上腹部領域のみ「息止め」で撮像としております。そのため、8(12)ch Body Array コイルでは、必ず上腹部領域をカバーする必要があります。本体内蔵BODYコイルでは、SNRが低いためNEXを上げる必要があります。そのため、低NEX・低SNRで「息止め」とするよりは、高NEX・高SNRで「フリーブレス」として加算平均で動きの影響を少なく見せるといった解釈です。Sagittal に関しては、全て「フリーブレス」です。

 

その他

上尾中央総合病院 石川 応樹

◆当院は機器更新でGEに代わりDWIBSを検討していこうかと考えています。AIR RECON DLの使用でDWIBS検査の時間の短縮や画質向上はするのでしょうか?よろしくお願いします。

答え

AIR RECON DLを使用することにより、当院でのPhantom StudyではDLR強度HighSNRDLR nonと比べて最大で2.3倍となりました。この上昇したSNRを利用することにより加算回数を下げる事ができると考えますので、撮像時間の短縮に寄与すると考えます。また、上昇したSNRを空間分解能向上に振る事で画質が向上すると思います。しかし、加算回数を下げれば動きによるアーチファクトが強くなり、Matrixを上げれば歪が強くなりますので、それぞれについて適正値があると考えています。当院での検討では、NEX4→NEX3Freq.Matrix 128→160にて撮像時間の短縮と画質の向上が得られる結果となりました。

2022年7月6日水曜日

第18回GE DWIBS研究会

 第18回GE DWIBS研究会を2022年8月13日(土)15:00~17:30で行ないます。


今回のプログラムもアンケート結果を基に、プログラムを検討いたしました。
まず、DWIBSの研究会ですが、DWIBS以外の画像も教えてほしいとのご意見から世話人施設のAdditional imageをご紹介させていただきます。
次に、DWIBSの有用性を知っていただくために、今回は症例報告をいれさせていただきました。
また、前回好評だった新しいLet's Try DWIBSも行っていきます。
更に、DWIBSの撮像法もご紹介させていただきます。コイルスライディングを使用した撮像法だけでなく、コイルスライディング法を使用しない撮像法もご紹介させていただきます。どのような施設でも検査できるノウハウをお伝えできればと思っています。
最後はGE情報提供です。今回はDWIBSに係るUser’s CVについて解説頂きます。

当日にご予定があり参加できない方のためにオンデマンドを行ないますので、是非期限内に会費をお支払いいただけると幸いです。

是非、皆様お誘いあわせのうえ、ご参加をお待ちしています。

よろしくお願いいたします。


2022年1月19日水曜日

第17回GE DWIBS研究会のご案内

皆さま、本年も宜しくお願いします。第17回GE DWIBS研究会を3/5(土) 15:00- 17:30で開催します。添付のポスターのQRコードをお使いください。m3.comに案内があります。今回は会費を600円とさせていただきます。アンケートでご要望が多かったオンデマンド配信に対応させていただきます。プログラムのコンテンツにおいてもアンケートでご要望が多かったコンテンツを作成しました。皆さんで情報を共有したいと思います。なお拡散希望です。会員になっていただけますと研究会で作成した動画を視聴できます。会費は無料です。以上宜しくお願いします。

お問い合わせ gedwibs@gmail.com



2021年8月29日日曜日

第16回GE DWIBS研究会 問答

16GE DWIBS研究会 問答


Let’s Try DWIBS

東京都健康⻑寿医療センター 一矢 

頭頸部の中心のアーチファクトはN-ハーフと結論づけていますが、頭頸部コイルは感度が高く(特に頭部) PIの展開不良の可能性はないでしょうか?(実際にファントムのような信号が高いものを撮影すると完全に折り返りはもとに戻らない)

答え

今までの経験上、展開エラーの場合リップライクなアーチファクトを見てきたため違和感を覚え、今回は考えた結果N/2アーチファクトとしました。ご指摘の通り、原理的に考えてもASSETの展開不良のアーチファクトである可能性も高いと思います。折り返るのが頭部の高信号だけなのでリップライクにならないですね。歪み防止のためASSETを抜くことは出来ないので、ASSET factorを変化させるなどして位置が変わるかなどで確認をとり、今後の検討事項の1つにさせていただければと思います。ご指摘ありがとうございました。


Let’s Try DWIBS

帝京大学溝口病院 原田

RTCFDSE併用ですとTE延長があるかと思いますが、NEX決定の際に影響しましたでしょうか?

答え

TEの延長に伴いS/Nが低下いたしますので、NEXの決定の際には考慮いたしました。

1.5T3.0T両方のお話が出ていたと思いますが、臨床ではどちらを優先して使用していますか?理由もあれば教えてください。

答え

施設においてDWIBS撮像は1.5Tのみで行っております。F/Sの効きが良い、磁場の不均一の影響が少ないと考える為になります。

MRI2台体制可動の際、一部の検査部位や依頼科等において磁場強度指定の振り分けがなされDWIBS撮像を1.5Tで行った方が片方

に偏らない状況下であった背景もございます。3.0Tにおいてとても綺麗なDWIBS画像を提供されているご施設もございますので、

GE DWIBS研究回にて学んでいければと考えております。


DWIBSの症例報告

静岡済生会総合病院 山崎敬之

骨転移or造血髄の判断に有用なケミカルシフトイメージングは、T1in/outT2in/outではどちらが良いでしょうか?

答え

T1in/out(LAVA-FLEX)をお勧めします。その理由は、Scan時間です。LAVA-FLEXScan時間は、1STEPあたり数十秒です。一方、T2in/out(IDEAL)Scan時間は、1STEPあたり3~4分です。撮影時間の長いIDEAL法は、検査全体の撮影時間を延長させ、患者さんの負担を増大させます。よって、撮影時間の短いLAVA-FLEX法をお勧めします。

DWIBST1WI Sagと同時に見るとよいとお話がありましたが、SagittalFusion imageは作成されてますでしょうか?

答え

当院では、CoronalSagittalFusion画像を作成しています。Fusion画像は、病変の位置を把握するのに非常に役立ちます。しかし、SagittalFusion画像は、磁場の不均一の影響で、T1強調画像とDWI画像は完全に一致しないこともあります。そのため、画像を見るときは、Fusion画像単体で見るのではなく、元画像もしっかりと見てください。


論文より、DWIBSがとても有用である事が分かりました。山崎さんの施設ではDWIBSを第一選択肢としていますか?DWIBSの運用などあれば教えてください。

答え

当院では、疾患によってDWIBS検査を第一選択としている場合もあります。それは、悪性リンパ腫などのリンパ節を見たい場合です。当院の血液内科医師、耳鼻科医師は、非造影で感度よくリンパ節を描出できるDWIBS検査を非常に有用だと評価してくれています。


横浜南共済病院 広哲

DWIBSにおける1.5T3.0Tの画質の相違- 骨髄の描出に差がある-

正常な骨髄コントラストが異なると、骨転移等の所見があった場合にどのように影響するのでしょうか。

答え

骨転移をはじめ、高信号を呈する所見であれば、殆どの場合、正常骨髄とのコントラストはつくと思われますが、曖昧な信号値の所見であった場合, 周囲の骨髄信号が上昇すれば、埋もれて観察しづらくなる可能性が考えられます。静磁場強度による見え方の違いを踏まえた上で, 検査に携わることが重要かと思われます。

1.53Tで骨髄コントラストを同等にするには、どの様な工夫で改善すると考えられますか?

答え

骨髄信号の見え方のみを考慮するならば、骨髄の信号が高い1.5Tにおいて、TEを延長することで, 位相分散が進み、骨髄の信号値は低下すると思います。しかし、TE延長により、以下のデメリットも考えられます。①位相分散が進むのは(骨髄だけでなく)全ての組織に対してですので、全体のSNRが低下する。②Long T2を強調することになるため、画像全体のコントラストに影響を与える。
以上のことから、トレードオフを考慮しつつ, 必要に応じて用いるのが適切かと思われます.


なぜ女性の方が骨髄信号は高かったのですか?理由はありますか?

答え

確証はありませんが, 女性の方が赤色髄の割合が多いためと推測されます.
(理由)まず、骨髄は赤血球や白血球をつくる造血組織で、造血活動を行う赤色髄と、造血活動を終え脂肪組織で置き換えられた黄色髄(脂肪髄)に分類されます。
文献(Dena S Leeman, Anne Brunet. Sex specificity in the blood. Nature. 2014 Jan 23; 505 (7484): 488-90.)によると、“雌のマウスは妊娠時に多くの血液を必要とするため、エストロゲンに呼応して、造血幹細胞を頻繁に分裂する”と記載があります。
人間を対象とした文献は見つかりませんでしたが、妊娠に関わるエストロゲンの挙動については、人間に同様の傾向が見られても不思議ではないと思われます。
赤色髄は拡散強調画像で高信号を呈することが知られていますので、
女性の方が赤色髄の割合が多いことが、骨髄信号が高い原因ではないかと推測しています。

2021年7月2日金曜日

第16回GE DWIBS研究会のご案内

第16回GE DWIBS研究会のご案内です。m3.comでイベント決済をお願いします。締切は8/20(金)です。会費は500円です。決裁を済ませた方にTeamsの会議URLをお渡しします。Webinar方式ができないか?検討中です。

反復しますが、Let's Try DWIBSは各施設の創意工夫を皆で学ぶ企画です。今回は2施設の現状を皆で参考にしたいと思います。

DWIBSの症例報告を行います。技師でも勉強して、こういうところを気をつけて撮影すれば良いのか?疾患側からの撮像方法を学びます。DWIBS以外の撮像方法の情報も取得します。

DWIBSの画像では1.5Tと3Tでは相違します。皆さんはこの事実を知っていますか?原理も含めて特徴を学びます。

おまけコーナはハンズオンセミナーを行いながら、少し撮像条件にも触れてみたいと考えています。以上宜しくお願いします。
お問い合わせ gedwibs@gmail.com




2020年12月4日金曜日

第15回GE DWIBS研究会(2/6/2021土 14:30- )の案内確定版

第15回GE DWIBS研究会の内容が確定しました。リモート開催は初の試みです。まず第1部は今までの復習も兼ねてDWIBSの基礎ということで、DWIBSの問題点、今年度から始まりました全身MRI加算の概要と撮影法に関して、DWIBSのWW, WLの標準化試みのお話を世話人からいただきます。必見です。当研究会の売りLet's Try DWIBSですが、昨年開催できなかった静岡のユーザさま2施設からのご発表です。楽しみです。最後に世話人の施設からのやり方を具体的に動画を使って説明します。How Toになります。一番皆さんが見たい聞きたいことだと思います。集会形式になるべく近くなるように工夫しました。是非古奮ってご参加ください。m3.comでお申し込みを受付ております。スマホの方は画像にはりつけてあるQRコードお使いください。PCの方はこちらからどうぞ。会費は500円です。イベント決裁を済ませてください。締切は2/1(月)です。お問い合わせメールはgedwibs@gmail.comへください。Microsoft Teamsを用います。ご自分の視聴場所の通信環境を調べてください。Download, Uproadともに20Mbps以上が理想です。

こちら

皆さん拡散お願いします。