2018年11月17日土曜日

第12回GE DWIBS研究会の報告

第12回GE DWIBS研究会 さいたま赤十字病院で開催されました。主管の上尾中央総合病院の石川さん、お疲れ様でした。また快く会場を貸していただいた、さいたま赤十字病院の石脇さんはじめスタッフの皆さま、本当にありがとうございました。本会場は約40名の参加でした。福井、札幌のサテライト会場をつなぎましたが、1/3は音声が割れたということでした。残念です。でも今度は広島も繋げるように頑張ってみます。東京女子医大東医療センター小島さんの司会で基礎講座を行いました。石川さんからは実際に画像を処理をWSを用いて実演いただきました。36cmのFOVを25cmにしてMIPをすると様々なものが解消されるということでした。純粋にGEのオンコンソールでの処理なので参考になったものと思います。同じく上尾中央総合病院の小川さんからは、AAコイルとPAコイルの説明とコンフィグの話、Head FirstでSNRが上がる!話をいただきました。戸田中央総合病院の岩川さんからは論文レビューをしていただきました。胸部をフォーカスにした論文でした。3TにおいてDWIBS vs non DWIBS 呼吸同期vs非呼吸同期の話は面白かったです。福井のサテライト会場からは福井大学高エネルギー医学研究センターの及川さんから講演をいただきました。PET-MRにて、PETとDWIBSを比較くださいました。感動なのはPETと全く同一部位をDWIBSで撮影し比較していたことです。同一時期で撮影しているので貴重なデータだと思います。骨髄の信号の出方にすごく興味を持ちましたが、頭がついていかないです。焼津市民病院の宮崎さんには、焼津市を巻き込んだDWIBS現象を紹介いただきました。なんであれキーパーソンは宮崎さんだと私は思いました。熱意と行動力がずば抜けています。各種の装置でのDWIBSの経験では、埼玉石心会病院の坂口さんがSigna Architectを使った検討をしてくれました。上からSTIR, STIR, STIR+Classic, STIR+Classicが良い組み合わせということでした。冠状断の検討です。最後にさいたま赤十字病院の石脇さんから、やってみました、DWIBS!の話をいただきました。苦労の跡が伺えましたが、最後は綺麗な画像を作り出していました。次回は来年の3月に船橋市立医療センターで行います。是非千葉まで足を運んでください。Liveは450Wで行いました。講師は石川さん、オペレーターは石脇さんでした。懇親会も大いに盛り上がりました。皆さんお疲れ様でした。