2018年9月21日金曜日

第11回GE DWIBS研究会報告

第11回GE DWIBS研究会ですが、金沢勤労者プラザにて土曜日に終了しました。雨の中、72名のもの方にご参加いただきました。ありがとうございました。磁気共鳴学会期間中だったのでトライアルでしたが、会場一杯になりました。本当にありがとうございました。
まずGEの五十嵐さんに、AIRコイルテクノロジーのお話をいただきました。これは大きなFOVでも小さなFOVでも撮影できる魔法のようなコイルであるということでした。1枚でもDWIBSは行けるでしょうか?想像が膨らみました。GEのマルチショットEPI DWI 「MUSE」を紹介していただきました。これは腹部でも使えますね。フェーズコレクトをどうやってやっているのか?すごく気になりました。
北里大学病院の秦さんにはMET-RADS-Pの紹介を自施設の経験を踏まえてお話いただきました。エビデンスがないのでなく前立腺癌や骨転移に関してはエビデンスはあるので、是非臨床の先生方にご紹介いただきたいと思います。
静岡済生会総合病院の山崎さんにはGE DWIBSの研究会の成り立ち、事業、研究成果を紹介いただきました。また学会で発表された骨転移の読影実験に関しても触れていただきました。
JA尾道総合病院の上中さんからは広島GE DWIBS研究会の紹介。750での撮影方法を紹介いただきました。750はかなりトライアルなのですが、工夫は見事で素晴らしい画像を供覧くださいました。鳥肌ものです。

中村病院の佐々木さんからは、創意工夫のお話と、導入報告がありました。熱意が伝わってきました。さすがです。
焼津市立総合病院の宮崎さんからは1.5T 冠状断のお話をいただきました。DWIBSの件数が半端なく、とうとうMRIを増設したということでした。また1.5Tもver.upしたので3台体制(1台はアーキテクト3.0T)でおこなうということでした。また最近は皆さんDual SEをonにしていますが、もともとは宮崎さんのアイデアですからね!少しご紹介させていただきました。
3.0Tでは上尾中央総合病院の石川さんに創意工夫をレクチャーいただきました。とても面白い現象まで紹介くださり、会場が沸きましたよね。
基礎編では新別府病院の加藤さんに歪の原理の話をしていただきました。時間がなくて、恐縮でした。スライドをいただけるとのことなのでまた検討します。
最後は南共済病院の南さんに脂肪抑制に関して研究成果を披露いただきました。
DWIBSの神 高原先生も来てくださって、とても盛り上がりました。
次回は11/3(土)に埼玉で第12回を行います。是非皆さま足を運んでくださいね。また来年の熊本開催の磁気共鳴医学会でも集まれるように考えようかと思います。以上報告でした。

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